【よしか暮らし】都会のスピードに合わせていた日々に、ふと立ち止まるとき。吉賀町の森林の中に見つけた『自分のリズム。』

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    都会でキャリアを積んできたひとにとって、「地方移住」は大きな決断。でも、実際に吉賀町で働き、暮らす若林さんの言葉からは、肩の力がすっと抜けるような、新しい日常の豊かさが伝わってきます。今日は、事務職のキャリアを活かして移住したばかりの彼女の「今」を伺いました。
    会社の前を流れる高津川。向こうには山並みが見える。――この町に住んでみて、特にお気に入りの場所はありますか?

    初めて吉賀町に来て役場の方に車で案内していただいたときに、どこに行っても美しい景色があって感動しました。
    他の土地へ出かけても、不思議と「ここに住んでみたい」とは思いませんが、この町に戻ってくるだけで「落ち着く」と感じます。見えている景色が全部好きで気に入っていて…。しいて言えば、高津川と山々が織りなす景色でしょうか。澄んだ水が流れている景色とか、水の流れる音も心地よく、日常の中にこんな景色があるということが、東京にいた頃は考えられませんでした。
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    ――そもそも、吉賀町へ来ることになったきっかけは何だったのでしょうか?

    元々田舎暮らしに興味はあったのですが、東京で20年近く働いていた間、毎日満員電車に揺られてオフィスビルへ通う日々を重ねていました。仕事を辞めたのは、正直飽きたのです(笑)。それと、大学卒業後、ずっと働いていたので、一度何にも、時間にも一切拘束されない自由な日々を送ってみたい、つまりプータローに憧れていたのです。あと、仕事が忙しすぎて長時間労働で嫌になっちゃった、とか色々あります。

    コロナの時に世の中がガラッと変わって、忙しい日々からふと立ち止まる時間ができて、「わたし、何やってんだろ?」って気持ちが強くなってきて、このままの日常をつづけたくないな、と「えいやっ」とやめる勇気が出た感じです。
    sora――そこから、どうやって吉賀町に繋がったのでしょうか?

    仕事を辞めてのんびりと過ごしている中、半年くらい経ったときに、「そういえば自然の多いところに移住したかったんだ!今だ!」と思い出していろいろ検索していたら、吉賀町の移住促進のインスタ広告を見つけて、そこから地域おこし協力隊について役場に問い合わせたのが始まりです。

    東京で開催された「しまね移住フェア」にも足を運びました。担当の方から直接吉賀町の話を聞くことで吉賀町での暮らしのイメージがわきました。
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    ――今のお仕事について教えてください。

    以前は貿易事務をやっていまして、海外とのやり取りの業務がメインでした。今も事務仕事をしていますが、分野も違いますし仕事を新しく覚えているところです。会社では、いろいろなアイデアをトライしていくことになると思います。森を育てて製材してそのあとのプロダクトや企画までやるので、ハード面と同時にソフト面も取り組みます。

    レーザー加工機を導入する予定で、繊細な細工ができるプロダクトも可能になります。木のおもちゃに触れる体験や木工ワークショップなどの「木育」も予定しています。あとは、事務所のスペースが広いので活用していただくことで、人の循環が生まれる可能性もありそうです。
    morinowa1――山奥の暮らし、都会に比べて正直「買い物」などで不便を感じることはありませんか?

    こちらへ来て日常的に車に乗るようになり、「不便」というより「行動範囲が広がる楽しさ」の方が大きかったです。実は、移住前も免許は持っていましたが、都会では運転する機会がありませんでした。お休みの日は割と1時間ほどで岩国市や益田市などの地方都市へ出かけます。ドライブはリフレッシュの時間になっています。この間は下松・周南方面まで足をのばしました。行動できる範囲が広がって楽しくなりました。出雲大社にも行ってみたいですね。

    おわりに

    都会のスピードに合わせて、キャリアを積んできた若林さん。これからは誰のためでもない「自分のリズム」を刻む、よしか暮らしは始まったばかりです。

    お話を伺いながら、私も移住当初は日々感動していたことを思い出していました。空気は深呼吸したくなるほど清らかなこと、町全部がドライブコースのような美しい景色に囲まれていること、音のしない環境でぐっすり眠れること…。全てが今、当たり前になっていることに気づきました。

    若林さんも参加された「しまね移住フェア」は定期的に東京・大阪で開催されています。吉賀町のリアルな話を聞くことのできる絶好の機会です。近隣にお住まいの方は一度訪れてみてはいかがでしょうか?

    (文:野見山 朋子/高津川てらす)

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    吉賀町には様々な職種の求人があります。自分らしい暮らし方を探してみませんか。移住定住担当の吉賀町役場企画課(0856−77−1437 E-mail:kikaku@town.yoshika.lg.jp)へお気軽にお問合せください。


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